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The Thomas Crown Affair

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k氏の新作は、華麗なる賭けの劇中でマックイーンが着用したスリーピースをケイドのテーラーリングで現代に蘇らせました。
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このスタイルは、1960年代のアメリカで流行したコンテンポラリーモデルあたりから派生したもので、米国的なスタイルの物に、より欧州的なディテールやカットを盛り込んだ物です。欧州の本場の物との違いは、まず第一に生地のウェイトです。欧州はミディアムウェイト~ヘビーウェイトの生地で仕立てた物が多く、より正統的なムードを醸し出すものが多くみられます。変わって、この映画で見られる背広は、ライトウェイト~ミディアムウェイトの物が多く米国的な格式張らず砕け過ぎない、程よいモード感がこのスタイルの特徴です。
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このスタイルはアメリカンコンチネンタルモデルと呼ばれていました。素材は、ミディアムウェイトで英国的グレンプレイド。フラワーホール無しのナローラペル2釦、極端に深く切ったダブルベンツ、コンテンポラリーモデルによくある袖口1釦。弧を描くカッタウェイフロント、プレーンフロントでベルトレスのパンツ。ストレートカットの5釦のウエストコートなど 背広服の古い時代からのお約束的なルールに変則的な物を融合したのがこのスタイルの特徴です。現代のモード服の原点です。
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この手のスタイルは、フランク・シナトラやディーン・マーチンなどラットパックと言われた洒脱な連中達も好んで着たスタイルです。
by tailorcaid | 2012-05-28 17:41

お知らせ

5月19日(土)は、誠に勝手ながら10時~14時の営業時間になります。

大変ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。

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by tailorcaid | 2012-05-14 11:46

Dacron-and-cotton poplin suit

ほとんどの人はピーターフォンダのイメージは、イージーライダーの映画のシーンから連想することでしょう!
しかしこの1枚の写真は、ナチュラルショルダーのサックスーツをクールに、しかもフランクに決めています。

この写真のコットンスーツは、ライトベージュにアイスグレーがかった色合いで、ブルックスやJ.プレスに代表されるアメリカントラディショナルの老舗メーカーが長年好んで採用した色合いの生地です。

この少々バタくさい色合いは、コットンにポリエステルをブレンドしてできるオールドアメリカンな独特な色合いで,アメトラの場合ポプリンが本格的とされています。この質実剛健な感じがとてもいいムードなのです。
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このコットンブレンドの生地の事を米国では、ダクロン-コットンと呼ばれ、春夏のメンズウェアの主流の生地でした。

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テーラーケイドは、ピーターフォンダが着用している物と類似のダクロン-コットンを今シーズン3色用意致しました。長年、この手のコットン-ポプリンの仕入れの中、今回の仕入れは、色合い、丈夫さ、実用性、ムード、耐久性、どれをとっても本当にお気に入りです。私も最近暖かくなったので週2回のローテーションで着回してます!
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テーラーケイドは、今年もコットンスーツにシルクレップ-タイorシルクニット-タイのアメリカンなコーディネイトを提案致します。
by tailorcaid | 2012-05-11 18:10